「学習権」が守られる未来へ

学習権とは、
読み書きの権利であり、
問い続け、深く考える権利であり、
想像し、創造する権利であり、
自分自身の世界を読み取り、歴史をつづる権利であり、
あらゆる教育の手だてを得る権利であり、
個人的・集団的力量を発達させる権利である。

第4回ユネスコ国際​成人教育会議宣言.1985

学習することは、私たち人類にとって、あらゆる人生にとって、衣食住と同じように生きるために必須のものであり、人格形成のために欠かせない基本的な人権です。LeSDAは、広く私たち自身の学習権を保障するために設立された一般社団法人であり、いかなる境遇や立場にいる人にも等しく教育資源が分配される学習空間を提供することで、いかなる社会や境遇、立場にあっても、等しく一人ひとりが有する学習権が守られる未来を目指します。

私たちは、学習することは本来、学習者の生きる糧となるスキル・知識・経験を育むことであると考えます。学習することは独りでに行われる出来事ではなく、対象世界や他者、自分自身に働きかけながら絶えずその意味が更新されてゆく、対話的で共同的な営為です。学習することは、学校や家庭に強いられて行うことではなく、学習者の学びが豊かになるという目標のもとに様々な教育主体が寄り集まって展開されるべきことであり、なにより学習者自身にとって実りあるものであるべきです。LeSDAは、自発的な学びが互いに繋がる豊かな社会を、学習者が主体となる学びを目指し努力するすべての教育関係者と共に作り上げていくことを目指します。