学習圏~社会の変化に柔軟に対応できる学びの土台を

IT・ロボット・AI技術が発達した現代、私たちが生きていくために必要な能力は大きく、急速に変化しています。また、学校授業のオンライン化やGIGAスクール構想による一人一台端末の整備など、学校現場をはじめとする教育のあり方も大きく変わってきています。学びをめぐる環境変化の著しい現代だからこそ、子どもたちや教育現場の個々の事情に柔軟に対応できるような、たしかな学習プラットフォームが求められているのではないでしょうか。

LeSDAが開発する「学習圏」とは、教材間の関係性や各学習者の習得状況に応じて個々人に適した教材(学習材)や学びのルート(カリキュラム)がその都度可視化される動的な学習空間であり、その中核にあるGLIDは、社会の変化に柔軟に対応できる、汎用性の高い価値中立的なプラットフォームです。

学習者はLeSDAを通じて、早く学ぶことも、じっくり学ぶことも、深く学ぶことも、ゆっくり学ぶことも、仲間と学ぶことも、独りで学ぶことも、各人にあった目標や学び方によって、自らの学びを育むことができます。バッジ間の関係性によって教材を定義し、教材どうしの前後関係によってカリキュラムを定義することで、多様な教材やスキル・知識・経験から構成される網の目状の学習空間が形成され、さらに教え学ぶ人々の学びの履歴や、教えあい学びあう人々の繋がりがそこにその都度重ね合わさることで、教材間の確かなネットワークは学習者同士の学びのコミュニティになります。

またGLIDは、バッジや教材どうしの関係性により記述可能なあらゆるスキル・知識・経験を取り込むことのできる価値中立的なプラットフォームです。学びの構造をメタに捉えることができる構造を有するからこそ、学習者はGLIDを通じて、社会の変化に伴って生じる、教材・学習方法の多元的な定義の拡張や習得履歴の評価軸の変容に対応することができます。

私たちLeSDAは、教材間のネットワークを構築し、学習者同士の学びのコミュニティの土台となり、社会の変化に柔軟に対応できる学びのプラットフォームを運用することによって、一人一人の学習者に寄り添った「学習圏」を保障します。