私たちLeSDA(レスダ)は、
すべての人に”学習圏”を提供するため、
考え、企画し、実施し、検証する、非営利団体です。

 “学び”の変化


① 学ぶ内容の多様化
 IT・ロボット・AI技術が発達した現代、私たちが生きていくために必要な能力は大きく、急速に変化しています。また、学校授業のオンライン化やGIGAスクール構想による一人一台端末の整備など、学校現場をはじめとする教育のあり方も大きく変わってきています。

② 学ぶ手段の多様化
 塾・教室・習い事・フリースクールも多様化し、少子化・コロナ禍にもかかわらず、その活力は衰えておりません。また、オンライン学習プラットフォームで教材を購入・閲覧したり、オンライン動画共有サービスで無償の教材が閲覧できたりと、インターネット上で学べる環境も充実しています。

学びの主体の多様化
 学びの主体は学生だけではありません。
 
 学びをめぐる環境変化の著しい現代だからこそ、子どもたちや教育現場の個々の事情に柔軟に対応できるような、たしかな学習プラットフォームが求められているのではないでしょうか。

 すべての人がもつ”学習権”


 ”学習権”は、文字の通り「学習する権利」を指します。
 日本では「教育を受ける権利」として憲法で定められており、全国民に保障された権利です。

すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。

日本国憲法第26条第1項.1946

 世界では、1985に第4回ユネスコ国際成人教育会議(パリ)にてその重要性が再確認されました。

学習権とは、
読み書きの権利であり、
問い続け、深く考える権利であり、
想像し、創造する権利であり、
自分自身の世界を読み取り、歴史をつづる権利であり、
あらゆる教育の手だてを得る権利であり、
個人的・集団的力量を発達させる権利である。

第4回ユネスコ国際​成人教育会議宣言(パリ).1985

 学習することは、私たち人類にとって、あらゆる人生にとって、衣食住と同じように生きるために必須のものであり、人格形成のために欠かせない基本的な人権です。LeSDAは、広く私たち自身の学習権を保障するために設立された一般社団法人であり、いかなる境遇や立場にいる人にも等しく教育資源が分配される学習空間を提供することで、いかなる社会や境遇、立場にあっても、等しく一人ひとりが有する学習権が守られる未来を目指します。

 ”学習権”から”学習圏”へ


 ”学習圏”は、”学習権”を拡張した造語で、私たちLeSDAの目指す概念そのものです。”圏”は、”大気圏”のように空間を表し、”圏域”のように地域・コミュニティを表し、数学の”圏論”では数学的構造を取り扱うための枠組みを表します。

 学習することは本来、学習者の生きる糧となるスキル・知識・経験を育むことであると考えます。学習することは独りでに行われる出来事ではなく、対象世界や他者、自分自身に働きかけながら絶えずその意味が更新されてゆく、対話的で共同的な営為です。学習することは、学校や家庭に強いられて行うことではなく、学習者の学びが豊かになるという目標のもとに様々な教育主体が寄り集まって展開されるべきことであり、なにより学習者自身にとって実りあるものであるべきです。LeSDAは、自発的な学びが互いに繋がる豊かな社会を、学習者が主体となる学びを目指し努力するすべての教育関係者と共に作り上げていくことを目指します。

 多様な分野のメンバー


私たちLeSDA(レスダ)には様々な分野を専門とするメンバーが在籍しております。

  • 教育学
  • 哲学
  • 数学
  • 情報工学
  • webエンジニアリング
  • ブロックチェーン
  • データサイエンス

 エンジニアだけで如何に高度なシステムを構築したとしても、現場で使いこなせない複雑なものであったり、ニーズや意義のずれたものであっては、使われません。
 逆に、教育的に非常に意義のあるものであっても、技術的に実現が困難であったり、非効率的な実装であっては、実現・継続が難しいでしょう。

 私たちLeSDA(レスダ)では、全く異なる分野のメンバーが、対等な立場で遠慮なく議論することで、今までにないアイデアとその実現に努めます。

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