私たちLeSDA(レスダ)は、
すべての人に”学習圏”を提供するため、
考え、企画し、実施し、検証する、非営利団体です。
“学び”の多様化
① 学ぶ内容の多様化 IT・ロボット・AI技術が発達した現代、私たちが生きていくために必要な能力は大きく、急速に変化しています。
② 学ぶ手段の多様化 GIGAスクール構想をはじめ学校現場の学び方は変化しはじめ、フリースクールのように学校外学習のありかたも多様化しました。
③ 学びの主体の多様化
オンライン学習プラットフォームが発達し、豊富な学習動画コンテンツが溢れる現在、児童・生徒・学生といった属性によることなく、スキル・知識・経験を身につけたいと思えば誰しもが主体的に学ぶことのできる環境が出現しました。
学びをめぐる環境変化の著しい今だからこそ、一人ひとりの学習者や各現場の事情に柔軟に対応できる、たしかな学習プラットフォームが求められています。
すべての人がもつ”学習権”
“学習権”は、文字通り「学習する権利」を指し、日本国憲法第26条やユネスコ国際成人教育会議において、保障・確認された権利です。
学習権とは、
第4回ユネスコ国際成人教育会議宣言(パリ).1985
読み書きの権利であり、
問い続け、深く考える権利であり、
想像し、創造する権利であり、
自分自身の世界を読み取り、歴史をつづる権利であり、
あらゆる教育の手だてを得る権利であり、
個人的・集団的力量を発達させる権利である。
学習することは、私たち人類にとって、あらゆる人生にとって、衣食住と同じように生きるために必須のものであり、人格形成のために欠かせない基本的な人権です。LeSDAは、いかなる境遇や立場にいる人にも等しく教育資源が分配される学習空間を提供することで、いかなる社会や境遇、立場にあっても、等しく一人ひとりが有する学習権が守られる未来を目指します。
”学習権”から”学習圏”へ
”学習圏”は、”学習権”を拡張した造語で、私たちLeSDAの目指す概念そのものです。”圏”は、”大気圏”のように空間を表し、”圏域”のように地域・コミュニティを表し、数学の”圏論”では数学的構造を取り扱うための枠組みを表します。
学習することは、学習者の生きる糧となるスキル・知識・経験を育むことです。学習とは学校や家庭に強いられて行うものではなく、学習者の学びが豊かになるというゴールに向かって様々な教育主体が協力して可能になるものであり、なにより学習者自身にとって実りあるものであるべきです。
LeSDAは、自発的な学びが互いに繋がる豊かな社会を、学習者が主体となる学びを目指し努力するすべての教育関係者と共に作り上げていくことを目指します。
多様な分野のメンバー
私たちLeSDA(レスダ)には様々な専門分野のメンバーが在籍しています。
- 教育学
- 哲学
- 数学
- 情報工学
- webエンジニアリング
- ブロックチェーン
- データサイエンス
エンジニアがどれほど高度なシステムを構築したとしても、現場で使いこなせない複雑なものであったり、ニーズや意義のずれたものであっては使われません。逆に、教育的に非常に意義のあるものであっても、技術的に実現が困難であったり、非効率的な実装であっては、その理想の実現・継続が難しいでしょう。
私たちLeSDA(レスダ)は、全く異なる強みをもったメンバーが対等な立場で議論を重ね、ITx教育の掛け合わせで生まれる新たなアイデアを実現していきます。