グラフデータベースとブロックチェーン

GLID のコアメンバーには、グラフ理論とグラフデータベースを用いたWeb サービスの設計・開発・運用経験のあるエンジニアが在籍しています。バッジ同士は、包含関係や順序関係、依存関係など様々な相互的なつながりを持っており、グラフ理論を用いない通常のデータベースとアルゴリズムではその全てを管理することは非常に困難です。

元々はSNSでのユーザー間の交友関係を管理するために開発されたグラフデータベースシステムを教育分野に応用することで、GLIDではそのような相互的なつながりを含んだ概念どうしの柔らかな関係を記述することが可能になりました。グラフデータベースとそのデータを解析するグラフ理論を掛け合わせることで、今までにない細かい粒度で“学び”を扱うことができます。


そして将来的には、GLID上の情報をブロックチェーン上に移植することで、GLIDはさらに有用な学習基盤になります。

非中央集権的な基盤管理

みんなで管理するオープンプラットフォームとして、権威者の恣意的・一面的な評価に依存しない、平等・公平で開かれた学習基盤となることができます。

改ざん耐性の向上

極めて高いブロックチェーンの改ざん耐性により、恣意的・意図的な介入は決して許容されず、学習基盤としての信頼性をさらに高めることができます。

プラットフォームの持続可能性

管理者による管理が続けられなくなるだけで基盤体制そのものの維持が困難になるという従来のプラットフォームの潜在的課題が解決され、半永久的な学習基盤の持続可能性を担保することができます。