LeSDAが開発・運用する、オープンな”学び”のデータベース GLID (グリッド)

GLIDとは

GLID(グリッド)は、
私たち自身が作り上げる”学び”のデータベースであり、
自分にあった教材を見つけられるポータルサイトであり、
LeSDAが提供するオープンのオンライン学習プラットフォームです。

GLIDが目指す3つの保証

GLIDは、学びを見渡すために設計された巨大なデータベース

主体となる学習者を中心として、

  • 学ぶために用いる教材
  • それをもとに授業を展開し、見守り、導く教師
  • 学習により得られるスキル・経験・知識
  • 学習の順序となるカリキュラム

をまとめた、巨大なデータベースです。


GLID=様々な媒体上の多様な教材がまとめられた教材データベース

GLIDは、バッジとよばれるデータを通じて、教科書・動画・書籍・授業・ワークショップなどの様々な媒体上に存在する多様な教材を包括的に扱う教材データベースです。各バッジは、それぞれの教材と一対一で紐づけられており、その教材を学ぶために必要となるスキル・知識・経験、そしてその教材を学ぶことによって得られたスキル・知識・経験を明らかにします。GLIDを通じて、学習者は多様な教材の選択肢の中から、自らの学習経験や学びの目的に適合した教材を選択することができます。

GLIDは教材投稿者によるバッジのつけられ方、バッジを通じて浮かび上がる教材どうしの関係性、学習者のGLID上での学習履歴等を用いた反復改善のボトムアッププロセスを有するため、それぞれの教材の重要度や関係性が常に更新される柔軟なシステムを採用しています。またバッジが身につけられているかどうかを統計的に評価する手法を重ね合せることで、個々の学習者はGLIDを通じてその教材の理解度をグラフィカルに知ることができます。

 

GLID=個々人に適したカリキュラムを提示するカリキュラムデータベース

GLIDは、学習者の学習状況に応じて個々の学習者のニーズに適合したカリキュラムを提示できるデータベースです。学習者がこれまでに獲得したバッジや教材に紐付いたバッジのつながりを基にして、また学習者の目標とするバッジに対して過去の学習履歴等から学習ルートを算出することによって、その学習者に適した教材や学びのルートを明らかにすることができます。個々の学習者はGLIDを通じて、多種多様な教材を横断的に組合わせつつもバッジどうしの関係に保証された飛躍のない学習を実現することができます。

GLIDにおいて、教材を学ぶことはバッジを獲得していくことに相当し、継続して学びつづけることは獲得したバッジが蓄積されていくことを意味します。GLIDは、学習者の学びを記録・管理していつでも自身で確認できる機能にとどまらず、任意の評価軸に基づいてその学びの蓄積をポートフォリオとして可視化することのできる仕組みをも有しています。個々の学習者はGLIDを通じて、自らの学習の履歴を確認し、また学校や大学、企業の要求に応じて自らのポートフォリオを提示することができます。